皆さまこんにちは。前回は”as-is(現状分析)”から”to-be(あるべき姿の構想策定)”という、問題解決の大まかな流れを書きました。
ところで世の中には問題解決手法の1つとして”リーンシックスシグマ”という手法があります。私はシックスシグマのマスターブラックベルト(これが何かについても、追って当ブログで書きます->書きました!)でもあるので、このリーンシックスシグマについても当ブログ内で書いていきたいと思います。
今回はそのリーンシックスシグマとは何なのか?その概要について書きます。このリーンシックスシグマ、元々は“リーン”と“シックスシグマ”という別々の手法として体系立てられ、導入されてきました。
“リーン”とは?
かの有名な“トヨタ生産方式”が源流。トヨタ生産方式を研究していた米国の学者が、方法論として取りまとめたもの。
リーンの目的は“ムダとり”。業務プロセス上のムダを取り除くことです。
実際の進め方は“DMAIC(ドメイク)”という流れになります。これは“Define(問題定義)”⇒“Measure(問題の測定)”⇒“Analyze(分析)”⇒“Improve(改善)”⇒“Control(維持、管理)”の5ステップの頭文字をとったものです。このDMAICの各ステップごとに各種ツール類があります。これらも当ブログ内で紹介していきます。
“シックスシグマ”とは?
米モトローラが開発した品質管理手法で、米GEが採用したことで、世界的に広まったと言われています。日本にも体系的な品質管理は存在しており、中身をほぼ同じと言ってよいと思います。
シックスシグマの目的は“バラつきを抑えること”。製品の品質上のバラつきを抑える、まさに品質管理が源流です。ただそこから、問題解決の手法としても使われています。
シックスシグマも、リーン同様、実際の進め方は“DMAIC(ドメイク)”という流れになります。
で、“リーンシックスシグマ”
リーンとシックスシグマ、そもそも生い立ちや目的は異なったものだったのですが、進め方が似通っていたこと、特にDMAICの”A”以降は使われるツール等もほぼ共通なので、いつの間にか“リーンシックスシグマ”と一緒くたに語られるようになった、ということかと思います。
ここまでで、リーンシックスシグマはDMAICの5ステップの流れに沿って進められ、各ステップごとにツール類が用意されていることがお分かりいただけたと思います。これらのツール類の中には、リーンシックスシグマ特有のものもあれば、一般的な問題解決手法で出てくるものもあります。
もうちょっと言うと、DMAICも、一般的な問題解決の進め方である“as-is”⇒”to-be“と被ってもいます。比較するとこんな感じ。
ということで、当ブログでは”as-is”から”to-be”の流れの中で、DMAICも併せてご紹介してきたいと考えています。
今回はこのくらいにさせていただき、また次回以降、続けていきたいと思います。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。