as-is(現状分析)とto-be(あるべき姿の構想)とは?

皆さまこんにちは。“よしさん”と申します。記念すべき初投稿です(笑)。

私の略歴はProfileを見ていただければと思いますが、これまでのキャリアの中で様々な問題解決に携わってきました。当ブログでは、これまでに学んできたことが、多少なりとも皆さまのお役に立つことを願いつつ、少しずつ投稿していきたいと思います。よろしくお願いいたします。

今回は初回ですので、“問題解決の流れ”について、大まかに書きたいと思います。

皆さまは日常業務の中で、もしくはプロジェクト等で、様々な問題解決をしないといけない場面にぶつかったことがあるのではないでしょうか?そんな時にとるべき問題解決の流れは大きく”as-is(現状分析)”から”to-be(あるべき姿の構想策定)”の2段階です。先に”to-be”を描く場合もありますが、”as-is”から”to-be”へとボトムアップに進める場合が多いです。

“as-is(現状分析)”について

まず最初に行う”as-is”ですが、実はここが問題解決者としての皆さまの腕の見せ所です!日常業務でもプロジェクトでもよいのですが、問題解決をする場合には、一緒にその局面に関与している関係者がいると思います(ここではステークホルダーと呼びます)。この”as-is”の段階で、ステークホルダーが”知らなかった”あるいは”思いもよらなかった”ような事実をあぶり出して、ステークホルダーの“心を掴む”ができれば、ここで皆さまの株は爆上がりでしょう(笑)。ステークホルダーのエンゲージメントが高まり、その後の問題解決が進めやすくなるはずです。

この”as-is”で使える問題解決手法は世の中にたくさんありますが、当ブログの中では、私が経験上特に使えると思ったものを、色々(有名なものから、そうでもないものまで)紹介していきたいと考えていますので、お楽しみに。

“to-be(あるべき姿~理想像の構想)”について

“as-is”に続く”to-be”では、問題が解決された後の”あるべき姿”、いわば理想像を描きます。そしてその理想像を実現するためのアクションプランを作って、プランに沿って実行する、という流れになります。

理想像を描くのはクリエイティブな作業でもあるため、問題解決者の皆さまの中には、ここで”誰も考えたことのないスゴいアイディアを出さなければ”と意気込んでいる方もいるかもしれません(特にコンサル会社の場合、そのようなプレッシャーを感じる場面が多いかもしれません)が、”to-be”を成功させるキーワードは”問題解決のカギは現場にあり!”です。

“to-be”成功のためには、アクションプランをしっかり実行しないといけない訳ですが、プランを実行するのは問題解決者の皆さまではなく、ステークホルダー(の中でも現場の方)が多いと思います。そのような場合に、その現場の方が”腹落ち”していないと、真剣に実行されなくなってしまいます。現場の方に”腹落ち”していただくためには、理想像を描く段階で現場の方を”巻き込む”ことが大事になります。この”巻き込み方”についても、当ブログで紹介していきたいと考えています。

今回はこのくらいにさせていただき、また次回以降、続けていきたいと思います。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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